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オリビエ・コルネット・ギャラリーのご紹介

ケリー・ラッチフォード(Kelly Ratchford)の作品シリーズ「Human Right? 」の「A Terrible Beauty」の前で。2015年2月、ダブリン旧市議会、八角部屋にて。Michael O'Dwyer撮影。
現在、ダブリン1地区グレートデンマークストリート3番にある現代アート専門画廊、オリビエ・コルネット・ギャラリーは、2012年の創設時にはテンプルバーのThe Wooden Buildingの一角にありました。フランス生まれのフリーランスキュレータ、アートコンサルタント、美術商のオリビエ・コルネット氏が恒久的な展示スペースを構えることを決心して開廊したのがその年の1月でした。(2004年から2012年までは「オリアート」と名乗って、さまざまなスペースでアイルランド発の美術工芸品の展覧会をプロデュースしていました。)

「しかし、2013年5月にまた移動することになり、FILMBASEやSMOCK ALLEYなど多種多様なスペースで活動しながら、拠点となるベースを探しました。

「2014年1月、キャヴェンディッシュロウ5番(パーネルスクエアの入り口、有名なゲート劇場の真向かい)に格好のベースを発見。これこそ長期的に活動するには理想的と思いきや、建物が売却され、また振り出しに戻って物件探しに明け暮れました。そして探し当てたのがベルヴェデアホテルのすぐ向かい、グレートデンマークストリート3番、現在の所在地です。この地域で活動を続けることができて本当にうれしいと思っています。

「今でもダブリンやアイルランドの各地方で現代アートの展示会の企画と管理にあたっていますが、ダブリン市の中心に80平米のスペースがあるということは、プライベートな環境で、しかも新しく「パーネルスクエア・カルチャークォーター」と指定されたエリアの中心で、所属アーティストの作品を紹介して販売することができるのです。このエリアはオコネルストリートの北側にあり、文芸クォーターとしても知られています。付近にはダブリン市美術館(別名The Hugh Lane)、ダブリンライターズミュージアム、アイリッシュライターズセンター、慰霊の庭、ジェームスジョイスセンター、ポエトリーアイルランドなどが名を連ね、そして、勿論、オライリー劇場 (O’Reilly Theatre) がお隣のベルベデアカレッジにあります。

「当ギャラリーでお会いできるのを楽しみにしています。このウェブサイトのNewsExhibitionsのページをご覧ください。デンマークストリートだけでなく、ほかの場所で現在開催中の展覧会や企画しているイベントも紹介しています。」


オリビエ・コルネット ギャラリスト、キュレータ



Thanks to Akagi Kobayashi for the translation into Japanese
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